感動の再会。
そう言ってしまうと安っぽいけれど、奇跡を信じた秋晴れの日。
ほぼ毎日、ごはんをねだりに来るクセに警戒心は超一級で触れるのはおろか、1m以内になかなか
近づけてくれなかった外猫の、テンちゃん。(模様が点々としてるから、苦笑)
10月に入る頃から姿を見かけなくなって、とても心配していたのです。この写真も最悪、遺影になる
んじゃないか、なんて保健所にも連絡したりしていました。
ほぼ、一ヶ月間。
そろそろあきらめなければならないと、思い始めた今日、やっと、帰ってきてくれました。
がりがりにやせて、毛もボロボロ、何より後ろの右足が完全に曲がっていました。
いつも玄関のドアを開くたびにそこに居るか、と期待していた灰色の影は唐突に現れたのです。
洗濯しようとドアを開けると、懐かしい少し特徴のある声が「あーお、」。
触らせてもくれず、近づけばごはんを食べていても後ずさる、そんなテンちゃん。
それでも怪我をして、やっと動けるようになった(おそらく今まで動かずに自然治癒していたのでしょう)
身体でここを頼ってきてくれたのか、と思うと涙が出ました。
よかったね、テンちゃん。
おかえり、テンちゃん。
今日は安心してもらう為にあえて避けましたが、明日以降、無理にでも捕獲→病院、です。
家のあたりは冬が厳しいので、あの身体では越せないでしょうし…。
とりあえず、明日も来てくれることを祈ります、本当に。
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